自作パソコン6台目(LianLi Q58/4) windows11クリーンインストールに苦戦(2/2)
パソコン本体は4時間程で組み上げられたのですが、ここから時間がかかりました。
マイクロソフトのHPからUSBにファイルをダウンロードして、現行のwindows10を自分のマイクロソフトアカウントに紐づけたうえで、新設したm.2にwindows11をインストールしようとしていましたが、以下のような症状がでてきました。
- USBを刺してインストールを始めようとすると、なぜかマウスのカーソルが画面から消える、画面に表示されても真ん中から動かない、又は、動いたとしても反応の遅延が数秒レベルで使えない
- 上記を乗り越え、インストールドライバの選択画面に到達しても、①m.2がインストールするドライバに出てこない、②m.2が出てくるようになっても、エラーメッセージが出て先に進めない、③左記をクリアしてm.2にインストールできたように見えても、SSDからm.2のファイルを読み込みながらwindows11を立ち上げているように見える
まず、1については、マウスがかなり古く、振ると何かねじが外れたようなカラカラする音が鳴ったので、新しいマウスを買いに行き、かつ、USBスティックも新しい32ギガのを買って使うことにより解決。ただし、これが本当にハード側の原因かどうかは不明です。
2が苦労したところで、まず①は、当方のwindowsの基礎情報不足で、ディスクの管理を呼び出して、フォーマットしたり、開放したりといじっているうちになんとかクリアできました。
②が厄介で、インストールするドライブを選択できるようになって、その先に進もうとすると「新しいパーティションが作成できなかったか、既にあるパーティションが見つかりませんでした。詳しくは、・・・」というエラーメッセージが出て、そこから先に進めない状況でした。
何度か試行錯誤してもダメなので、取り合えずいったんクリーンインストールをあきらめ、SSDのwindows10をアップデートする方法に変更し、一通り使えることを確認しましたが、もう一度、インストールしようとすると、今度は、GPTがどうとかという警告のようなメッセージが出て途中で止まってしまいました。
この辺で、素人知識でやっている身としては限界に近かったのですが、上記のエラーメッセージにあるGPTを調べていく中で、自宅にあった橋本和則氏のwindows10上級リファレンスに、ストレージ管理のパーティションスタイルには、MBRディスクとGPTディスクがあり、古くから存在するMBRディスクには、扱えるパーティションは4つまでとの制約がある、と書いてあるのにたどり着きました。
そうか、接続しているドライブが多いから問題なのかと考え、システムディスクとしてwindows11をアップデートしていたSSDは残し、HDDを外して再度インストールに挑戦すると、途中変なメッセージは出ました(疲労で覚えていません)が、前に進むことができ、インストール完了したかに見えました。
しかし、再起動させてみると、起動途中のwindowsにはいるところで、どちらのwindowsを選びますかと選択肢が出、そこで、既存の構成そのままにアップデートしたwindowsに出るか、クリーンインストールしたwindowsに出るかの、なんだか変な状況に陥りました。
ここで、うーん、とうなること10分、SSDドライブも外して、インストールしたいM.2ドライブだけにしてシンプルにいけば良いのではと考えがいたり、SSDも外してインストールしてみたところ、エラーも出ず、m.2をcドライブとしてクリーンインストールができました。ここで大晦日を迎えることとなりました。
いったんパソコンを組んでしまえば、後はソフトの問題と考え方が固定化していたため、HDDとSSDのSATAケーブルをいったん外してインストールなんて思いもよりませんでした。これが正しい対処法かどうかもわかりませんが、一つの逃げ道として記録しておきます。
自作といえば、これまでコンパクトなケースにばかり拘っていてハードの基本を知らなかったのが裏目に出ましたが、良い勉強になりました。
自作パソコン6台目(LianLi Q58/4) windows11クリーンインストールに苦戦(1/2)
前回自作したPCが10年近く経過し、使用に全く問題がないものの、ケースファンは少々異音がし、CPUファンもなぜか時々止まっていて、ファンだけ交換かなと思っていましたが、ちょうどwindows11のアップデートの話が出始めていたので、適合性チェックをしたところ、CPUが古すぎてwindows11にはアップデートできないことが判明。
CPUを適合するものに交換すると、マザボ、メモリも替えることとなり、ついでに古くなった電源も替えると、ケース以外は総とっかえになるなと考えるも、年末に作り替えようと決断。この10年くらいは、狭い我が家でも許容できるMini-ITXのマザボばかり使っていて、以前のケースは小型でお気に入りLian LI, PC-Q11Bでしたので、今回、これだけは使おうと思っていました。
しかし、パーツも揃えて、暫くぶりに分解してみると、前面のケースファンは、ケース内側のもう一枚の鉄板との間に取り付けてあり、ねじでは外せない内側の鉄板を取り外さなければケースの交換ができないことが判明し、慌ててもう一度、秋葉原にケースだけ買いにいきました。グラボだけは数年前だったか買い替えたもので、また、PCで大した作業をするわけでもないので、流用することとして、以下のような構成となりました。
ケース :Lian Li Q58/4 Black
電源 :Corsair SF450 CP-9020104-JP(数年前に買った予備)
M/B :ASUS ROG STRIX B560-I GAMING WIFI B560
CPU :Core i5 11400F BOX (Rocket Lake:11gen)
CPUFAN:NH-L9i chromax.black
MEM :ADATA AD4U32008G22 (DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組)
HDD :流用 WD20EZRX-00D8PB0(Green、2TB)
SSD :流用 Crucial CT1000MX500SSD1/JP
M.2 :CFD CSSD-M2B1TPG3VNF(M.2 2280 1TB) Gen.4×4
VGA :流用 ZOTAC GeForceGTX1650 ZT-T16520F-10L
このケースの組み込み具合のネット記事を探すと、海外も含めて水冷システムばかりが出てきます。しかし、いつも自分は、CPUは負荷がそれほどかからないミドルレンジのものを、VGAも補助電源不要な簡素なものを選択していたのと、どうしてももう暫くはHDDを使いたいので、空冷で組み立てた例を探し、その時のケース内のファンの配置やエアロフローの確保がどうなっているか知りたかったのですが、なかなか記事は見つかりませんでした。
結局、スペース的には問題ないだろうと組み立てを開始し、4時間程で完成しました。老眼でなければ、マザボ周り中心にコネクタを指すところがさっとできて1時間くらいは早くなっていたでしょうか。
組み込んだ結果は写真の通りです。
①の写真の左下に12㎝のファンが上向き吸気で取り付けてありますが、その右隣のCPUファンの方に風が行くにはケーブルが邪魔で、②の写真にあるように、電源裏側はスペースが大きく開いているので、こちらに風が流れて、斜め上の上部排気ファンに風が届いているのではと思われます。電源裏側に長いグラボを付ければ、それが裏側の風をさえぎって、前側に風が回るかもしれませんが、大きなグラボでそもそも発熱量が増大するから意味がないでしょうか。
気を付けたところは、以下のようなところです。
- いくつかのweb記事であるように、SFX電源の取り付け位置を上側に近いSFX/Lの位置に取り付け電源下のスペース確保に努めたこと、
- ケースファン2個を、ケース下吸気、ケース上部排気で取り付けたこと、
- ケーブルが暴れるだろうから、ケースファン2個にはファンガードを付けたこと(結果としてみると、安全確保のため必須とかと思います)、
- HDDの振動を減らすため、HDDマウント用の鉄板とその鉄板をケースに固定するところの両方に、ソフトプラスチックのスペーサーをかませたこと、
完成した結果の感想ですが、
- 電源下はやはりケーブルが暴れてCPU側にはあまり空気が流れず、裏側を通って流れているのが残念なこと、
- 流用した電源がセミファンレスらしく、今時の室温では、電源を触ると温かいもののファンが回っていないのが心配なこと、はありますが、
- 新しいケースだから当たり前かもしれませんが、ケース前面のオーディオジャックが4pinになって、ヘッドセットの接続が楽になったこと、
- 今のところ、CPU温度は50度程度で安定していること、
- メッシュが多いケースですが、ファンコンにより、それほどうるさくないこと、
- コンパクトで作りがよい高級感のあるケースで愛着がわくこと、
など、満足のいく出来上がりで、また7,8年は大切に使いたいところです。
ただ、実は、ここから2日間ほどソフトの入れ替えに苦労することとなったのが大変でした。今から考えると、折角だから、今までのHDDやSSDはそのままに、はやりのm.2を使うこととし、新設したm.2にアップデートするwindows11をクリーンインストールしたいなと考えたのが原因のようでした。
次に続きます。
はじめまして
今から6,7年ほど前のことですが、齢も50を過ぎ、今までできたこともこれからはどんどんできなくなっていくと気が付き、体の調子もどんどん不健康になっていたため、思い切ってクロスバイクを買いました。
その快適さと、なんとなく地学好き(ブラタモリの暗渠学会とかスリバチ学会とかの方面です)が相まって、週末には、関東三川(多摩川、荒川、入間川)の周辺の平らな土地を、あっち行ったり、こっち行ったりしていました。ちなみに、クロスバイクは、お店での第一印象が良かったmurewoodsSE(MARINE)で、結果として環境に所縁のある名前で気に入ってます。
一緒に始めたブログも最初は自転車に乗るたびに更新し、関東三川の内側中心に自転車通行に快適な地図なども作っていましたが、1年が経過して少しマンネリ化して、なんだか更新する気持ちが薄れ、次第に週末のライドにもいかなくなり、1年でブログの更新が止まりました。それでもいつかはと思っていましたが、記録用に使用していたルートラボのサービスが廃止され、ブログにマップが掲載されなくなったのを機に、完全に沈没してしまいました。。
実は、上記ブログは宗玄文庫の別館で、本館は環境関連の読後ノート用に作成していましたが、こちらは怠惰な性情ゆえか、一度も記事を書くことなく5年以上が経過してしまいました。
ところが、10年ほど前に自作したPCは、いまだに快適ではあったのですが、CPUがwindows11に対応しておらず、老眼も進み、もう一度作るなら最後かもしれないと思い、昨年末の休暇にPCを作り替え、windowsのクリーンインストールをしたりしているうちに、今年の抱負を考え、もう少ししっかり考えながら本を読もうと思い立ち、なんだかもう一度ブログを再開してみようという気になりました。
還暦も見えてきたおじさんの良くあるブログですが、宜しくお願いします。